- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596131218
作品紹介・あらすじ
20歳になったベサニーは、公爵家のロバートから求婚される。「結ばれない男を想い続けるのはやめて、僕の妻にならないか」と。そう、ベサニーの想い人は、叔父のデイヴィッド・ウォーレン。イタリアで放蕩貴族のように暮らす叔父に慈しまれたベサニーは、結婚できないとわかっていても、叶わぬ想いをずっと抱き続けてきた。ところが、時を同じくして届けられた亡き母の遺言により、ベサニーは、デイヴィッドとの間に血縁関係がなかったことを知る。「最後にもう一度自分の気持ちを確かめてこい」と、ロバートからイタリアへ送り出されたベサニーは、デイヴィッドに想いを伝えた。きっと彼も同じ気持ちでいるはず-ベサニーはそう確信していたが、デイヴィッドは「きみはロバートと結婚しろ」と言い…。
感想・レビュー・書評
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ハールクインにあるまじき結末。ちょっと驚いた。
読んでる途中でその結末もありそうだとは思ったが、本当にそうなるとは思わなかった。最初に愛した人と結ばれるのが鉄板ネタだと思っていたので…。まあこれもありなのかな。
幻の後編❓知らぬ間に読んでたや。そうですか〜〜。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これをハーレクインとして読むのは微妙だわ…
前半はヒロインのティーン時代の初恋、後半は大人になって揺れ動く心。いずれにしても若すぎるし、情景描写が多くて雰囲気はあるんだけど、婚約者がヒロインを思う強さも、ヒロインが婚約者してもいいかと思えた理由もよくわからず…
そしてラスト1ページ!男性側の心情の吐露は古い作品では珍しいし、ちょっとキュンとしたけど、何もあんなこと書かなくていいのに。おかげで読後感が微妙…