- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596131492
作品紹介・あらすじ
「婚約者が来て会いたがっていると、彼にそう伝えて」ソフィーは自分の名前も告げず、オフィスの受付嬢に迫った。ルカは幼なじみの許嫁の存在をきっと覚えているはず。故郷シチリアで別れた後、彼とはもう5年も会っていないけど。ビルの最上階の社長室に君臨するルカに気後れすまいと、今日は身ぎれいにして、ホテルのメイドの身の上は隠している。そう、彼に頼みを聞いてもらうためならなんだってするわ。余命少ない父に、娘が幸せであると信じてもらいたい。つかの間でいい、偽りの芝居に協力してほしいだけなのだ。
感想・レビュー・書評
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2016/4から、文字が大きく読みやすくなりました。
そのぶんページ増量ですが、お値段そのまま。
ということで、二段組で上に10文字、下段10文字に若干違和感を感じますが、読者層を考えると優しい。
という作品内容と無関係なお知らせはさておき…
マフィアの背景があるシチリア人らしい愛憎劇のロマンス。若干使い古された感のあるストリーではあるが、キャロル マリネッリらしいドラマチックなロマンスに仕上がっております。彼が去っていった理由も、父親が悪に手を染めたわけも、切なくて良いです。
あらすじ
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もの憂げな空気感で古いハーレクインみたい。
それこそアン・メイザーのような。
家族愛やプライド、マフィア紛いのやり口のようなものが大前提にあって、すべて「シチリアだから」で説明がつくのかもしれないけど、どうもピンとこなくて、ヒロインの言動にずーっと「なぜ?」と疑問符が付きっぱなし。
そんななか、ヒーローだけは意外といい人だし普通の人。
ヒロインの親友の話もありそう。設定的には気になるけど、またこんな感じだと迷うなー -
シチリア出身のふたり。
保釈されるヒロイン父の為に5年ぶりに再会し偽りの婚約者を演じてーー。
キャロル・マリネッリの医療モノ以外は初めて読んだけど医療モノの方が好きかな…
安定してるから読みやすいけど引き込まれるものはなかった。
2015年。 -
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