城主と塔の上の乙女 (ハーレクイン・ロマンス)

著者 : メイシー・イエーツ 片山真紀

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2018年7月27日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたの生きる深い闇の世界に
光を届けることが私の役目。

父が亡くなった今、もう一度レイフに会いたい──。
5年前、娘の政略結婚をもくろむシャーロットの父親によって、
彼との仲を強引に引き裂かれた。その後彼女は家を出て、
魔の手を逃れながら、身をひそめて生きてきたのだった。
だが再会した彼は、巨万の富と引き替えに人らしい感情を失い、
さらに視力まで失っていた。
ショックで呆然とする彼女に、レイフは冷たく言い放った。
「あの夜にやりかけたことを終わらせよう。意味はわかるな？」
1カ月後、シャーロットはレイフの子を身ごもったことを知った。

『闇の王子と清らな愛人』『さらわれた純潔の花嫁』に続く、メイシー・イエーツ渾身の感動作！　かつての恋人の、まるで別人のように変わり果てた姿を目の当たりにしたシャーロット。ベールをはぐように、知られざる真実が次々と明かされて……。

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2023年1月4日]

裏社会のボスだったヒロインの父によって恋する二人は誤解したまま引き離された。政略結婚の駒にされるのを嫌ったヒロインは家を出て各地を転々としながら身をひそめて暮らし、ヒーローは視力を失いながら実業家として成功していた。
5年が経ち、ヒロインは父が亡くなったのを機にヒーローが出席する予定のパーティーに忍び込むが…。

作者は似たようなH/Hしかいなくないか？
愛を信じない（心に傷を抱えた）男、言いなりになる女。
作者の好みなんだろうけどもうちょっとバラエティーが必要では？
こうなるとプロットが面白くないとどうしようもないような。欲望優先すぎてロマンス的楽しさが感じられないのが一番つらい。
このシリーズは似たような内容の3作だった気がする。

The Italian's Pregnant Prisoner 2017

[okmrsunshineさんの感想 · 2018年9月8日]

ドラマチックな普通に今どきのR