花嫁は謎に満ちて (ハーレクイン・ヒストリカル 170)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2003年10月1日発売)
本棚登録 : 7人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596321701
感想・レビュー・書評
-
4.2
キアランとグレニス
とても読後感のよいおはなし。
自己評価の低い者同士が愛を深めて強くなっていく様がたいへんよい。
コミック版既読ですがとても楽しかったです。
いとこのヘレン、黒猫。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グレニス・シーモアは断じて“魔法”など信じていなかった。叔父や双子の叔母が引き起こす奇妙な言動にもきっと、正当な理由があるのだ。だが世間はそう見てくれない。浮世離れしたシーモア家の人々を守るのが彼女のつとめだった。ある日、大事件が起こった。先祖伝来の指輪が盗まれたのだ。グレス・ストーンと呼ばれ、神秘の力を宿すと言われる指輪が。しかし、まさか敵が先に手を回してくるとは思いもよらなかった。「お嬢さん、お静かに。喋る時間はあとでいくらでもある」突きつけられるナイフ。誘拐されたらしい。走り出す馬車の中で、グレニスは目の前の悪党から目が離せないでいた。
全2件中 1 - 2件を表示