もつれた糸 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

著者 : メアリー・ライアンズ 霜月桂

• ハーレクイン (2013年12月12日発売)

作品紹介・あらすじ

婚約披露パーティを明日に控えた妹クレアが、書きおきを残し失踪した-突然の事態に、ダーシィはうろたえる両親をどうにかなだめていた。妹の相手は、多額の借金に苦しむ父から屋敷を買いとったイタリア人伯爵。愛する屋敷が一族の手から離れぬよう、父が取りなした縁談だった。パーティの間だけ妹のふりをしてくれ…両親の必死の頼みを断りきれず、ダーシィはクレアになりすまし、伯爵ロレンツォを迎える。悠然として傲慢なロレンツォは、ダーシィの素性を疑うそぶりも見せず、キスを迫り、ダンスに誘い、あげく結婚式の"リハーサル"まで強行した。だがその直後、彼がほほえみながら告げた言葉にダーシィは凍りついた。「これで僕たちは法律的にれっきとした夫婦になったんだ、ダーシィ」

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年9月17日]

婚約披露パーティーを控えたヒロインの妹が失踪し、その間だけ妹のふりをすることになったヒロイン。
妹の相手は多額の借金に苦しむ父から屋敷を買い取ったイタリアの伯爵でーー。

双子レベルじゃないとカツラ被ったくらいで妹そっくりに化けるなんて無理があるだろと思いつつ…。
ヒーローは強引ではあるけれども基本的に優しい。
途中まで話がどういう展開になるのか想像できなかったので、そういうのってやっぱり楽しい。
ただ結局全体的な話としては普通か。

1984年。