手づくり二十四節気

著者 :
  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596756633

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  • 『五十八歳、山の家で猫と暮らす』の平野恵理子さんによる歳時記。
    立春には手書きのお札、夏至にはアジサイの花を電灯の上に吊るす、大暑には麻布で布団皮を縫う、などなど、二十四節気ごとに手づくりで季節を味わうアイデアをイラストで紹介。

    マッチ箱に紙を貼るだけとか手軽な感じがいいですね。ゆるいイラストもかわいい。というかこっちが恵理子さんの本業なのか。

    冬になったらあたたかいものを作る機会が増えるので土鍋を食器棚の手前に出すとか、小さなことでも季節を感じられるんだな。

    もともとは『暦生活』の連載記事だったそうで、私が恵理子さんを知ったのもここの記事だったと思います。

    2月なのに春みたいな気温が続いたり、異常気象が当たり前で、春夏秋冬の変化を感じにくくなっていますが、むしろ二十四節気のほうが季節を反映してるんじゃないかという気がしてます。

    七十二候の「魚上氷(うおこおりをいずる)」とかも好きなんですよね。
    二十四節気は載っていても七十二候が記載されている日めくりというのがあまりなくて今年は暦生活の日めくりを使っています。これで少しでも季節のうつろいを楽しめればと思います。


    以下、引用。

    74
    七夕の日の水で水浴びをすると一年風邪をひかない、髪を洗うと汚れがよく落ちるといわれたそうです。

    120
    家でもあたたかいものをつくることが多くなりそう。小さな土鍋をすぐ出せるように、食器棚の手前に移動しました。

  • 時節に合わせて、生活を彩るものを作っていく。
    今の季節のページを開いて、その時その時で楽しめる。
    日常が色付くお手伝いをしてくれる本。

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著者プロフィール

1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、歳時記についてのイラストとエッセイの作品が多数ある。
著書に『五十八歳、山の家で猫と暮らす』『わたしはドレミ』(亜紀書房)、『にっぽんの歳時記ずかん』(幻冬舎)、『手づくり二十四節気』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『草木愛しや 花の折々』(三月書房)、『こんな、季節の味ばなし』(天夢人)、『きょうはなんの記念日? 366日じてん』(偕成社)、『あのころ、うちのテレビは白黒だった』(海竜社)、『庭のない園芸家』(晶文社)、『平野恵理子の身辺雑貨』(中央公論新社)、『私の東京散歩術』『散歩の気分で山歩き』(山と溪谷社)、『きもの、着ようよ!』(筑摩書房)など、絵本・児童書に『ごはん』『おひなまつりのちらしずし』(福音館書店)、『和菓子の絵本』(あすなろ書房)など、共著に『料理図鑑』『生活図鑑』(越智登代子、福音館書店)、『イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑』(澤宮優、角川ソフィア文庫)など多数がある。

「2023年 『六十一歳、免許をとって山暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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