- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596911865
感想・レビュー・書評
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高校卒業後、初めてのクラス会の夜。背後で響いた男の声に、ダニーは身をすくめた。昔よりも深く、魅力の増した声。忘れるはずがない。あの日、駆け落ちしてでも一緒になりたいと思った人なのだ…。ダニーは意を決して振り向いた。まるで10年の歳月が嘘だったかのように、胸に愛しさがあふれだす。だが、ローガンの瞳ににじむ侮蔑の色を見て、ダニーは我に返った。苦い対面になるのは覚悟の上。それでもなお、彼と再会しなければならない訳があった。
引き裂かれた恋人同士、もっとも高校を卒業したばかりでは仕方がないだろう。そこでヒロインを連れ去った親の気持ちはわからないではない。そのまま疎遠になってしまったのに、クラス会で再会して焼けぼっくいに火がつくというのは、ちょっと短絡的。ヒーローがずっとヒロインを思っていたというなら、もっと前に会おうとしてもいいのに。ヒロインのほうには罪悪感があるから、おいそれとは会いに行けないわけだし。<br>
それでも必死にヒロインの気を惹こうとするヒーローの努力は、空回り気味で涙ぐましい。もっとストレートに自分の気持ちを露わにしたほうが、たぶん解決は早かったかも。 -
切ないラブストーリー。
もちろんハッピーエンドです。
サスペンスなし。 -
高校卒業後、初めてのクラス会の夜。背後で響いた男の声に、ダニーは身をすくめた。昔よりも深く、魅力の増した声。忘れるはずがない。あの日、駆け落ちしてでも一緒になりたいと思った人なのだ…。ダニーは意を決して振り向いた。まるで10年の歳月が嘘だったかのように、胸に愛しさがあふれだす。だが、ローガンの瞳ににじむ侮蔑の色を見て、ダニーは我に返った。苦い対面になるのは覚悟の上。それでもなお、彼と再会しなければならない訳があった。
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ちょっぴり胸キュン、、
ビターで切ない〜そしてちょっとウルウル、、大人のロマンス。
ヒーロー悶々ぶりが またすごくいじらしいのです!