結婚はビジネス? (ハーレクイン文庫) (ハーレクイン文庫 299)
- ハーレクイン (2010年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596932990
感想・レビュー・書評
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ジェシカさんのをもう一冊。大企業の社長が中堅親族会社の財務部長に一目惚れしてあの手この手で頑張る話。物語はほぼヒロインサイドの心理描写で進むものの、ヒーローの挙動が分かりやすいのでテンポは良い。しかし、わかりやすいから最後のお約束なネタばらしシーンがくどく感じる。そして、やっぱりタイトルが内容に沿ってないんだよな…。
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一族の会社で働くアヴィーナは、上司である二人の義兄とともに大企業ランカスター・グループの新社屋披露パーティーに赴いた。その席で、彼女が動揺するほどじっと見つめてきた黒髪の男―彼こそがグループの最高責任者、ナイル・ランカスターだった。そのナイルが義兄たちを通じ、彼女と知り合いたいと言ってきた。彼との取引を望む二人は、チャンスとばかりに驚喜している。私を生け贄にする気ね!アヴィーナは憤り、会場を逃げ出した。数日後、再びランカスター関連の小さな催しへの招待があった。トップが来るような会ではないと知り、安心して出席すると…。
ヒーローがヒロインに惹かれながらもドタバタしているところの描写がもっと欲しかった。ヒロイン家族のうすっぺらさがテンプレ的だったのが残念。 -
義兄達の会社で働くヒロイン。大企業ランカスターの最高責任者ヒーロー。ヒロインに一目惚れしてしまった金持ちヒーローが あの手この手で彼女の気をひこうとするも 義兄達や家族達のために自分は生け贄にされているとヒロインは憤慨して彼を避けようと必死。金・金・金で働かない姉や母の贅沢三昧を見てきたヒロインは真面目な性格で堅実。ヒーローはとても魅力的な人だと思うがヒロインの癇癪がいまいち。