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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620012773
感想・レビュー・書評
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ざっくり言ってしまうと「血の繋がりは親側にとってものすごく大切」ということかな。「八日目の蝉」とは真逆の作品。なんの繋がりかわからないけど毎年夏にいくつかの家族が集まるサマーキャンプ。子供の視線から楽しいけれど何か不自然な親達の様子が語られる。突然、中止になったサマーキャンプ。親達がひた隠しにするそのメンバーたちの消息。中盤まではミステリー仕立てで、その後は出生に関してのそれぞれの複雑な心境や苦悩が描かれている。親の立場から、子供の立場から。両方の立場から読んでみるのも楽しいかもしれない。
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