錯乱する世紀末都市の極限を生きる者たちに取り憑くRyu's Virusの正体を追い求めて、この国この時代の奥底を踏査する、本邦初の村上龍論。
1947年、東京都生まれ。ミステリ作家、文芸評論家。著書『ミステリで読む現代日本』(青弓社)、『ミステリを書く!10のステップ』(東京創元社)、『アメリカを読むミステリ100冊』『これがミステリガイドだ!』(ともに毎日新聞社)、『日本探偵小説論』(水声社)、『高村薫の世界』(情報センター出版局)ほか多数。 「2012年 『山田風太郎・降臨』 で使われていた紹介文から引用しています。」