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- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620108513
作品紹介・あらすじ
道連れ稼業・彦輔は正体不明の"美少年"を長崎まで護衛するワケありの依頼を無事遂行できるのか!?
江戸の旅情たっぷり娯楽時代小説。
感想・レビュー・書評
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小人目付・神宮迅一郎の紹介で、京の都までの道連れの仕事を頼まれた、鹿角彦輔。
どうやら危険が伴う上に、付き添う相手は口のきけない女子で……。
時代小説であり、旅小説。
中山道の景色や店、宿場町の様子など、旅の過程を細かに描きながら、物語は進む。
冒頭には、各名所でのシーンを描いた、江戸時代風のイラストも。
旅に行ったような気分になれるし、道中の情報も得られる。
江戸時代の読み物も、こんな風に楽しまれていたのかな、とも。
言葉は喋れないけれど、凛としていて、周りを明るくする。
菊野がすがすがしかった。
彦輔、藤八、かなめのやりとりは、気の置けない仲間だからこそで、コミカル。
3人の過去のエピソードを匂わせる会話があり、『道連れ彦輔』の続編だそう。
最後の種かかしは、怒涛の説明続きで、ややもたついた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公に魅力なし。
前作があったのは不知。
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