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- / ISBN・EAN: 9784620200118
作品紹介・あらすじ
お月さまは窓から出ようとしましたが、窓格子のはばはせまくて、お月さまの大きな頭がつっかえて外には出られませんでした。
感想・レビュー・書評
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嵐の夜、海辺にある酒場「金の魚」の主人はお客も来ないし店を閉めようとしていた。
そこへ、お月さまが駆けこんで入ってくる。
嵐の日は空にいなくてもいいから酒場で一休みするそうだ。
お月さまはお酒を飲んで、酔っ払ってそのまま寝てしまう。
酒場の主人はお月さまを担いで二階の部屋に寝かせると、部屋がお月様の明るさで光に満ちてとてもきれいだった。
主人は、お月さまをこのまま閉じ込めて宝物にしてしまおうと悪い考えが浮かぶ。
翌朝、閉じ込められたことに気が付いたお月さまだけれど、窓の鉄格子は狭くて大きな顔が引っ掛かって逃げ出せない。
酒場の主人はお酒をたくさん注文したお客だけに鍵穴からお月さまを見せるようにしたため酒場は儲かった。
しかし、ある日主人は部屋が暗いことに気が付く、急いで部屋に入ると部屋は空っぽだった。
空中には、顔の細くなったお月さまが浮かんでいて、悔しそうにしている主人を見て、空に帰っていくのだった。
月の満ち欠けを知っていれば途中で想像がつくけれど。
お月さまは閉じ込められている間、夜空は真っ暗だったのだろか。
お月さまの笑った表情があまり好きではなくて、合わなかった。
「金の魚」という酒場の名前が素敵。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪だくみする者には負けない。
知恵とアイデアで困難に打ち勝つぞ。 -
2-3 2019/10/16
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2019 4-1
5分 -
図書館の読み聞かせにて。
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この力の抜け加減が好きです。
これもこどもたちに人気の一冊。 -
こんな可愛い表紙ですけど、内容を読んで・・息子の感想が
「わるーー」
でした。
私も同感です。
人間のイヤラシさっちゅ~のがふんだんに出てます。
教訓的なことだと思いますが、本当に「現実」って感じで何だかとってもイヤ~な感じになりました。
人間がこんなでも、自然っていつも優しいよなぁ。
そう思った作品でした。