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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620310718
作品紹介・あらすじ
国策によって大陸へ送りだされた移民史上ただひとつの被差別部落。彼らを待ちうけていたのは、あらゆる悲劇が集約された極限の辛苦、集団自決という運命だった。講談社ノンフィクション賞受賞の著者が真正面から「部落問題」に挑む価値あるルポルタージュ。
感想・レビュー・書評
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被差別部落民のみで編成された満州開拓団の記録をまとめたもの。来民開拓団は渡満から集団自決まで殆ど救いが無く、その後の周囲の評価も冷酷というにふさわしい物でまさに「絶望」と呼ぶにふさわしい。彼らを追い込んだ要素を我々も抱えているし、矛先がこちらに向かわない保証はどこにもない。反差別の重要性を再確認できる1作。
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満州以外にもハワイ、アメリカ、ブラジルに移民していった。日本はそこまで貧しかったのだ。自分で田畑がないから新天地に行く。
戦後も満州から引き揚げてこれた人、自決した人など様々な歴史がある。
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