暮らしの哲学

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620318202

感想・レビュー・書評

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  • 最初から最後まで共感しかない。
    この人の著書をずっと読み続けてるのは、きっと読んでてその感覚が好きだからだろう。
    死は無、好き嫌いは不可思議、哲学と思想、考えるとは、子供時代の夏休みの感覚は2度とこない、アンチエイジング、いじめられる側は良いことか、など。
    31冊目読了。

  • 10年ぶりくらいに読んだ池田晶子は、社会人になった私の感覚とは一致しないところが多々あった。私は得たのか失ったのか、果たして。

  • この本は著者が亡くなる一年前に書かれたものだとか。
    生と死について何度も触れられているし、少し前に亡くなられた
    お父さんのことも書かれている。
    急逝されたときの状況はわからないけれど、書きながら、死が隣に住んでいたのかもしれない。
    だとしたら、死ぬことはそんなに恐れるべき対象ではないのかも、
    そんな気持ちになった。

  • 哲学する、ということが意外にも身近に感じられる。

    高校生くらいの頃は、ちょっと頭でっかちなんじゃない?ってくらいにいろいろなことを掘り下げて考えていたけれど、最近はまったくそんなことはない。
    そんな自分を、ちょっとさみしく思った。

  • 哲学というよりエッセイみたいな感じ

    読みやすいけど、内容はとても深い

著者プロフィール

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。文筆家。専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、存在の謎としての生死の大切さを語り続けた。著書多数。2007年2月23日没。

「2022年 『言葉を生きる 考えるってどういうこと?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田晶子の作品

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