- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620318936
感想・レビュー・書評
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読書エッセイを読んでそこから読む本を探す参考にすることがありますが、この詩集は短い詩の中に作品の世界観や著者の感じた魅力がつまっており、未読の作品でも既読の作品でも楽しめる一冊となっておりました。
手元に置いておきたくなる1冊です。 -
梶井基次郎の檸檬、京都丸善、なつかしい。
「檸檬」という漢字のタイトルにひかれて、買った本、
京都丸善閉店したんだ。今は丸善&ジュンク堂だそうだ。 -
長田弘さんの本を探していて見つけた、詩集。
ジャケ買いじゃないけど、題名にひかれて読んでみました -
大きな欅の木の下で、が一番自分のためになったかな、と思う。
でも、それよりも先にこの作品の基となった古典を読まなければならないな、と痛感。 -
第24回 2009(平成21)年 受賞作
請求記号:MP/オサダ/2008
資料番号:019027713 -
詩人に愛される本というのは偉大だな、そして幸せだな。
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長田弘の季節がやって来た、ということなのですよ。
触れたくなるなる、長田さん。
この人の本にまつわるエッセイや詩集に触れるといつも姿勢を正される。
自分自身の、本に対する姿勢だ。
こんな姿勢をもって本に向かうのとそうでないのとではずいぶん違う。
それは、人生の豊かさに、そのまま直結するほどの大切さなのだ。
今回も姿勢を正される。
私も、真面目に本と付き合いたい。
自分が感じることを、決して怠けないこと。
感じる、ことには努力が必要だ。
自然に感じられること以上に、対象物にたいする誠実が必要だ。 -
久しぶりに読んだ長田弘の詩集『世界はうつくしいと』がよかったので、比較的最近の詩集をもう一冊借りてきてみた。
25冊の本をめぐる25篇の詩は、わるくはなかったけれど、私には『世界はうつくしいと』のほうがよかった。
「そのように、人は」の最後のところ、
人は死んでも、また生まれてくる人がいる。
それは何だと、あなたは思うか?
わたしは、それが人の歴史だと思う。
(36ページ)
ここが私の心に残った。