ゴー宣〈憲法〉道場I 白帯

  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620325170

作品紹介・あらすじ

漫画家の小林よしのりさんが主宰する「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」では、2018年2月以降、憲法学者を招き、改憲の論点を学ぶ「憲法」道場を毎月開催している。
憲法学者のほか、毎回山尾志桜里さん(憲法審査会委員)が参加し、「立憲的改憲」について議論をふかめる狙いがある。

今夏にも憲法改正発議が予想され、安倍首相の「9条3項追加案」と石破氏らの「9条2項削除」が議論されている。自民案では自衛隊を軍隊として憲法に明記しないため、無制限に戦力行使が可能になるおそれがある。
一方、護憲派による憲法改正自体への反対は、自衛隊の存在を容認しつつ9条を護持するという欺瞞であると井上達夫氏は指摘。自民案への対案が必要だという。

現実的な安全保障観を盛り込み、かつ左派も容認できるような自民党改憲案への対案として、立憲民主党の山尾志桜里議員は独自に9条改正案を作成。現在これを立憲民主党案として採用するかどうか議論がなされている状況だ。

護憲派・改憲派をまじえ、国民的な議論に発展させるには、専門的な話をわかりやすく提示しなければならない。「道場」での議論をもとに、一般読者にわかりやすい、憲法論の入門書になるような本として世に問う。

感想・レビュー・書評

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  • 憲法改正には当然賛成だけど、どこをどう変えるという点でやはり分かっていなかったなあという部分が実に分かりやすく解説されていた。

  • 憲法学者VS「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」+井上達夫、山尾志桜里!

    最強の「師範」による、〈憲法〉道場、基本の「白帯」編開講!

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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