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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784620326054
作品紹介・あらすじ
ほとばしる情熱と緻密な論理が一体となった、空前絶後のマンガ論!
「少年マンガというものは、人類が生み出した文化ジャンルの中で、もっとも特殊なものである、ということなんです」ーー日本を代表する知性・橋本治が独創的な視点で少年マンガ家の世界を読みといた幻の名著が、よみがえる。少女マンガ論の古典として名高い『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』の続編として構想されながら、上巻が刊行されたまま中断した『熱血シュークリーム』を中心に、少年マンガにかかわる文章を追加・再編集した決定版。高森朝雄・ちばてつや『あしたのジョー』、大友克洋『FIRE BALL』『GOOD WEATHER』、永井豪『マジンサーガ』、手塚治虫『奇子』、高橋留美子『うる星やつら』、望月峯太郎『バタアシ金魚』......名作の数々への愛と共感にあふれた少年マンガ論の金字塔です!
感想・レビュー・書評
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ああ・・・やっぱり(脱力)。わかっていはいたけど、今回も橋本氏の著書はしつこく、クドく、南海。でも、読むべき意義はふんだんである。80年代、氏も30代前半。バブルの匂いもプンプンさせながら、今、こんなこと言ってたらジェンダーやハラスメント云々の観点から糾弾されると思う。でも、氏は決してひるまないんだろうな。とにかくしつこい。そして旧人類の男を思わせる表現は少年マンガには今もないのかもしれないけど、BLを決して受け入れてないのが、おお、今と80年代は全然違うんだ~と感慨深くもあった。
手法やマンガの書き方のうんちくに至っては、ちょっとめげそうになった。そもそも私はここにあげられている作品のほとんど読んだこともない。あしたのジョーだってテレビアニメでちらっとすれ違ったくらいなのだから。
ヘンな汗をかきながら読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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