りえさん手帖2 やせても昔の服は似合わない編

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620326481

作品紹介・あらすじ

いろいろあって
今がいい
筋トレ効果が奏功し、世間が唸った前著『りえさん手帖 ホントにやせた編』から約2年。
痩せたら着ようと取っておいたあの服。
クローゼットから出してみると……やせても昔の服は似合わなかった!!
人生立て直し期をのびのびと生きる著者が放つ、共感&感涙&爆笑必至,読みどころ満載のエッセイマンガ。なかでも、「くやしい」「知識は鎧」は正しい科学の知識が自分の身を守ることの大切さを説き、新聞掲載直後からSNSを中心に反響を呼んだ。執筆に込めた思いを語った著者インタビューも必読です。

脳髄直撃! サイバラ画伯の名(迷)言の嵐!
「ときめかないものを超こんまり!」「人生にはプレゼントがある あなたは御在しているだけで愛……とか誰か私に言って」「人生の夕暮れ前 ビールにはちょっと早い」などなど、女心に刺さりまくる名言盛りだくさん。めくればほろり、読んで爆笑間違いなし!ご期待ください。


【収録作品】
乱高下/首すじが一番/板谷君のホラ/のび太ランド/婚活相談/交換する?/あのころの姿で/しまわれる/ゲーマー/体重より体形/犬のお口/白の恐怖/やさしさと弱さ/負けず嫌い/月曜日の朝は/この子どこの子/物覚え/からあげ/からあげ再び/Lサイズだけど/就活アドバイス/ハワイの男子寮/ハワイの授業/断り方/行ってきます/やっと来た時間/ときめきの幻影/すれ違う男女/吉祥寺の人気店/人見知り/至高の肉/等価交換/こんまり/仕事を離れて/ヤラれる/人生立て直し/高知流/保育士さん/汚い原稿/元夫の車/ナイス老化/人間ドック/さからわない/大人で大人げない/頑張って/夏の香り/チキンゲーム/My棒/浸透圧/光合成/やわらかい記憶/プロレス/お母さんの味/落書き/40過ぎてから/カルテス・エッセン/人との距離/シンプル/お土産/イカ/くやしい/知識は鎧

感想・レビュー・書評

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  • 2022.03.27

    安定の西原節。
    母業を終えて、子供たちの話題は少なくなりつつも息子くんのアホっぷりは健在。
    今回娘ちゃんの話題がほぼなかったけどそのうち反抗期終わったらまた登場するのかな。
    りえさんの年齢のせいなのか、しんみりする話が多かった。

  • 西原理恵子さんの漫画の面白いところ一つは
    有名な文化人が登場するということ。

    私の好きな中瀬ゆかりさんと岩井志麻子さんは常連ですが
    今回なんと重松清さんが登場!

    ↓ネタバレ

    息子が小学6年のとき、家に帰ったら
    母と重松清さんが酔っ払っていた。

    母「ほら今キミの国語の教科書の『カレーライス』書いた人だよ。出してほら教科書」
    それを見た重松さん
    「違うっ」
    自分で自分の作品を添削しはじめ
    「教科書とか違うんだあああ」

    重松先生は編集長・ライターの長い苦労人なので
    ほっとくと何でも赤をいれます。

    次の日、学校でソッコー担任の先生にみつかり……

    ということで、私は重松清さんにすごい親しみを感じました。
    なお、この件
    母「ごめん、全然覚えてない」

  • ここに収められているのは少し前の新聞連載だから、今現在はどうなのかわからないが、西原さん、心身に不調を抱えているみたい。珍しくちょっと仕事を休んだり、弱音を吐いたりという姿を見せている。相変わらずぴよ美ちゃんはほとんど登場しないし。心なしか、ギャグの切れ味もしんみり具合も今ひとつのような…。

    その中で心に残ったのは、長年の相棒、アシスタントの愛ちゃんの言葉。「愛ちゃーん、もうダメかもっ」とあたあたするサイバラに、「このくらいでよしとしましょう」「心も体も劣化していくんです」「このくらいでやっていく方法を考えましょう」と言う。あ~、しみるなあ。ワタシに言ってくれたんじゃないの?「このくらいでよしとする」ふーっと息がつける気がした。

  • おばあちゃんになっても毒のあるマンガを書き続けてほしいな。
    西原理恵子さんの漫画は色遣いも大きな特徴だと思っていたが、愛ちゃんが塗っていたのか!?といまさらきづいた。

  • 息子さんのエピソード多め。もうすっかり大人になったんだなぁとしみじみ。

    20歳を超えた息子に"家庭内暴力"と称してスリッパをひっくり返されたり、「お母さんのからあげ食べたい」って言われるのは幸せだよなぁ。

    そして犬や猫の話には毎回、癒やされて泣かされる。

  • 202009/描けること描けないこと盛ってること脚色してること、もあると思うけどサイバラのどの時代も好き。油断してると不意に泣かされる。

  • 大人で大人気ないゲームの話、教科書の落書きの話、ひょいひょい家庭内暴力の話がスキ。あ、全部息子くんの話だ。
    あ、ザリガニ釣りもよかったし、母さんはパケ放題じゃないって表現もツボ。
    板谷くんのやさしいホラも、今までいろいろあったからこそスゴく沁みる。
    自分が間違ってたと気付いたらちゃんと訂正出来る人、ステキです。

  • 年齢を重ねるとテンションも変化してくもんやなぁ、と。

  • #漫画 #西原理恵子 #りえさん手帳
    板谷さんの話は良かったなぁ……昔の連載(鳥頭とかね)のことを思い出して。そして、息子くんのハワイの先生がステキ。

  • 「やせても昔の服は似合わない」ほんとそれ。

    相変わらず真理で真髄です。よーく読むとつらい話もあるのにどれも笑えてしまうのはなんでだろう。
    息子さんの話がやはりツボ。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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