- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621066034
感想・レビュー・書評
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読み応えあり。
プレゼンテーションの本であり、コミュニケーションの本であり、少しだけリーダーシップと人生哲学の本でもある。
「メソッドではなく、アプローチ」と書かれているが、具体例も豊富に載っているので、自分のプレゼンのどこがまずいのか、がわかる程度には詳しく書かれている。
この本を読むと、箇条書きだらけの自分のプレゼン資料を人前にさらすことが耐えられなくなる、はず。
スライドを資料として配布するのではなく、配布資料は別で用意しよう、という主張にはハッとさせられた。
PowerPointを打合せ前に共有する習慣があるから、どう適用するかは考えないといけないけど、スライドはスライド、資料は資料なのだ。
読了するのに4日かかったけど、得るものの多い一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プレゼンテーションの方法論はもちろんですが、心構えに多くのページ数が割かれた本です。準備や本番、スライドの作り方、向き合い方等について、詳しく説明されています。何度か読み返そうと思いました。
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東2法経図・6F指定:336.49A/R29p/P
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プレゼンのデザインと伝え方に関するシンプルなアイデア
PRESENTATION ZEN:
SIMPLE IDEAS OF PRESENTATION DESIGN AND DELIVERY
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294728.html ,
https://www.presentationzen.com/ -
プレゼンに対する世界観が変わりました。
プレゼンの本だからなのか正直かなりわかりやすくて、どんどん読むことができました。
一般的なスライドに特化したプレゼン技術の本ではなく、本来的になにを目的として伝えなければならないか、細かく実例を交えて書いてあります。
また、本質だけでなく、実際の組み立て方、準備の仕方、スライドの作り方、発表の仕方と全体的にもコンテンツが揃っていました。
プレゼンテーションという場だけではなく、「人に何かを伝える」ということもプレゼンテーションなのかな、と思いました。
つまり日常生活や仕事でも活用できそうじゃないかな、と考えるとかなり裾野が広いベース知識だと思います。 -
第一版に比べボリュームだいぶ増えてる。
この通りにやるだけですな。本のデザインも素晴らしい。 -
プレゼンテーションの教則本。主にスライド作成におけるテクニック、デザインの部分では参考になった。ここでのプレゼンテーションはあくまで、多数の聴衆を前にTEDのような形式でのものを中心に想定されているので、日本の大きな企業における経営へのプレゼン、社内会議でのプレゼンのそれとは完全にノウハウが合致するわけではない。でもそこに注意した上で読めば多くの学びがある一冊だと思う。
読書メモ
・プレゼンテーションとは感情を伝えること
・1枚のスライドには6語まで、それ以上は複雑
・安っぽい画像は使うな
・アニメーションは邪魔、シンプルに
・配布資料が大事(あとで見れる安心感)
・デザインの一般原則
①シグナル/ノイズ比 ②画像優位性効果
③余白
④コントラスト ⑤反復 ⑥整列 ⑦近接
・グリッド、3分割法を用い、全体のバランスを整える