恐竜 化石記録が示す事実と謎 (サイエンス・パレット)

  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621088272

作品紹介・あらすじ

テレビ番組の中でリアルに動き回る恐竜。まるで見てきたかのようなあの姿は、いったいどうやって復元されているのでしょう?そこには、古生物学者たちの努力と、最新技術の活用によって得られた様々な発見があります。恐竜は素早く動けたのか?知能はいかほどか?植物食恐竜はどのように植物を食べるのか?肉食恐竜の狩りのしかたは?古生物学者は、化石の形や大きさ、残っている傷などから、筋肉のつき方や姿勢、当時の環境を復元することで、これらの謎を解き明かしているのです。未知の巨大生物「恐竜」の発見から200年弱。限られた証拠をもとに、研究者たちがどのようにして恐竜の姿を復元してきたかをたどります。

感想・レビュー・書評

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  • "Walking with Dinosaurs"「小学館の図鑑NEO」"Jurassic Park" etc. で幼少時に熱中した恐竜を科学の対象として捉え直す良い機会になった。むしろ彼らは我々の思考の中で初めて存在するのだ…恐竜学を広く生物体系学の一分野として解説する良書だった。ただし、和訳には不満がある。不自然な熟語、硬直したような言い回しが散見された。

  • 勉強になりました。

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著者プロフィール

国立科学博物館名誉研究員

「2019年 『日本の古生物大研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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