対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得
- 丸善出版 (2018年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621303146
作品紹介・あらすじ
私たちは家庭、学校、職場、地域など、さまざまな人とかかわりながら暮らしています。そのなかで起こる誤解やすれ違い、衝突は、時に人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまうことがあります。このような問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。
本書では、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」をもとに、対話の心得を30の「ことば」で紹介しています。
感想・レビュー・書評
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オープンダイアローグ、と書くとなんだか身構えてしまうけれど、特別なことではない。要は互いの違いを括弧にいれて、深くしっかりと話を聴くこと、である。とは言ってもこの「括弧に入れる」が難しいのですよねー。でも知っていればあとで評価、反省ができる。地道にやっていきましょう。
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フィンランドで開発された対話による精神疾患の治療法であるオープンダイアローグのコツを言語化して共有知化したコンパクトな書籍。
治療法としては大変素晴らしいと思う。書いてある内容も納得の良書ではあるけど、実生活(特に職場)でこのやり方を活用するイメージがすぐには湧かず、一旦寝かせてみようと思う。 -
対話に関する基本的な内容や基礎理論がわかりやすい書籍です
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読むというより、手元において今日はどれを心に留めておこうか〜と使う感じの本。
もう少し読み物として期待していたので星3ですが、内容は良かったです。チームの共通言語になったら良さそう。
コミュニケーション研修の題材や、研修のグランドルールの題材になりそうです。 -
「オープンダイアローグ」を「パターン・ランゲージ」という形式でまとめ直してみた、という本。
オープンダイアローグをこんなふうに見ていくこともできるのか、と新鮮な気持ちで読みました。
振り返りのときに活用してみると良いのかな、と思いました。 -
オープンダイアローグは、精神疾患の治療方法の1つとしてスタートしましたが、日常生活やビジネスの場面での応用が期待されています。オープンダイアローグをパターンランゲージという手法で学ぶ一冊です。30個の事例を眺めながら、対話について考察できる一冊です。
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146.8
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問題の解決ではなく解消。
オウム返しでなく、相手の言葉をつかう
「早く解決したい!」って何だろう。 -
オープンダイアローグに学ぶ対話の本質をパターンランゲージの形でまとめたもので、明日からオープンダイアローグの実践をはじめるのに効果的なワークブック。パターンランゲージという方法は初めてで理解はこれからだが、いわゆるコツを共有化するのに効果的と思った。
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ダイアログのファシリテーションをするのに大事なことがすごく明快にまとまっているな〜。