対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

  • 丸善出版
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621303146

作品紹介・あらすじ

私たちは家庭、学校、職場、地域など、さまざまな人とかかわりながら暮らしています。そのなかで起こる誤解やすれ違い、衝突は、時に人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまうことがあります。このような問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。

 本書では、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」をもとに、対話の心得を30の「ことば」で紹介しています。

感想・レビュー・書評

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  • オープンダイアローグ、と書くとなんだか身構えてしまうけれど、特別なことではない。要は互いの違いを括弧にいれて、深くしっかりと話を聴くこと、である。とは言ってもこの「括弧に入れる」が難しいのですよねー。でも知っていればあとで評価、反省ができる。地道にやっていきましょう。

  • フィンランドで開発された対話による精神疾患の治療法であるオープンダイアローグのコツを言語化して共有知化したコンパクトな書籍。

    治療法としては大変素晴らしいと思う。書いてある内容も納得の良書ではあるけど、実生活(特に職場)でこのやり方を活用するイメージがすぐには湧かず、一旦寝かせてみようと思う。

  • 対話に関する基本的な内容や基礎理論がわかりやすい書籍です

  • 読むというより、手元において今日はどれを心に留めておこうか〜と使う感じの本。

    もう少し読み物として期待していたので星3ですが、内容は良かったです。チームの共通言語になったら良さそう。

    コミュニケーション研修の題材や、研修のグランドルールの題材になりそうです。

  • 「オープンダイアローグ」を「パターン・ランゲージ」という形式でまとめ直してみた、という本。

    オープンダイアローグをこんなふうに見ていくこともできるのか、と新鮮な気持ちで読みました。

    振り返りのときに活用してみると良いのかな、と思いました。

  • オープンダイアローグは、精神疾患の治療方法の1つとしてスタートしましたが、日常生活やビジネスの場面での応用が期待されています。オープンダイアローグをパターンランゲージという手法で学ぶ一冊です。30個の事例を眺めながら、対話について考察できる一冊です。

  • 146.8

  • 問題の解決ではなく解消。

    オウム返しでなく、相手の言葉をつかう

    「早く解決したい!」って何だろう。

  • オープンダイアローグに学ぶ対話の本質をパターンランゲージの形でまとめたもので、明日からオープンダイアローグの実践をはじめるのに効果的なワークブック。パターンランゲージという方法は初めてで理解はこれからだが、いわゆるコツを共有化するのに効果的と思った。

  • ダイアログのファシリテーションをするのに大事なことがすごく明快にまとまっているな〜。

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著者プロフィール

慶應義塾大学総合政策学部教授。
専門分野:創造実践学、創造哲学、未来社会学。

「2023年 『総合政策学の方法論的展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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