小津安二郎のほうへ―モダニズム映画史論

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  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622042693

作品紹介・あらすじ

ラジオ劇演出者・溝口健二、画家・黒沢明、写真家・小津安二郎…。異なる芸術、メディアの交錯に分け入って、近代日本の文化変容を問う「もうひとつの映画史」。

感想・レビュー・書評

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  • 【選書者コメント】小津はライカを愛した。現像までする熱狂ぶりだった。そんなライカの写真機からモダンを問い直す映画史論。
    [請求記号]7700:1340

  • 同じ12月12日という日に生まれて死んだ、106年前の1903年に生誕して46年前の1963年に60歳で死去という、単なる偶然にすぎませんが、でもやっぱりとても端正な律義な人だったことがしのばれる映画監督:小津安二郎の日です。

    そしてこれが、書棚に100冊以上ある彼に関する本の中で、私が一番好きなポートレートが写ったものです。

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著者プロフィール

1946年、北海道に生まれる。慶應義塾大学文学研究科修士課程修了(国文学専攻)。映画・文化史家。著書『小津安二郎のほうへ——モダニズム映画史論』(みすず書房 2002)『小津安二郎周游』(文藝春秋 2003/岩波現代文庫 2013)『小津安二郎と戦争』(みすず書房 2005)『ふるほん行脚』(みすず書房 2008)『本読みの獣道』(みすず書房 2013)、編著『小津安二郎・全発言 1933-1945』(泰流社 1987)『小津安二郎戦後語録集成 昭和21(1946)年—昭和38(1963)年』(フィルムアート社 1989)『全日記 小津安二郎』(フィルムアート社 1993)『小津安二郎「東京物語」ほか』(みすず書房 2001)ほか。2011年12月死去。

「2020年 『小津安二郎「東京物語」ほか【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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