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- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622049562
作品紹介・あらすじ
「第三の意味」とは?そこには『第三の男』のような曖昧さがあり、深い謎につつまれている。おそらく意味論の学者たちはその客観性を疑うかもしれない。しかしこれは『読む冒険』によって発見される新しい地平なのだ。表層のテクストやフィルムの下に潜むもう一つ別のそれを指すのである。それは水平的なストーリーを中断させ、言語活動の法則を打ちくだくカーニヴァル(バフチン)、またテクストの面をつきくずす『垂直の力』(クリステヴァ)である。著者は『イワン雷帝』や『戦艦ポチョムキン』のフォトグラム(スティル写真)を吟味し、この「第三の意味」を探り出す。本書にはそのほか、写真・映画・演劇・音楽に関する15篇を収め、これらの文章は60年代から70年代の全期にわたっている。
感想・レビュー・書評
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『ムシカ・プラクティカ』所収
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やはり読みどころは前半の映像論か。
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