- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622050469
作品紹介・あらすじ
「人類史の中でヨーロッパとは何か」。若き日の著者をとらえつづけた問いへの答えを探りつつ、広範な分野の研究書を渉猟し、構築された異色の精神医学史。
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[ 内容 ]
「人類史の中でヨーロッパとは何か」。
若き日の著者をとらえつづけた問いへの答えを探りつつ、広範な分野の研究書を渉猟し、構築された異色の精神医学史。
[ 目次 ]
古代ギリシア
ギリシア治療文化の外圧による変貌
ヘレニズムに向かって
ローマ世界とその滅亡
中世ヨーロッパの成立と展開
魔女狩りという現象
魔女狩りの終息と近代医学の成立―オランダという現象
ピネルという現象―一つの十字路
ヨーロッパ意識の分利的下熱
ピューリタニズムと近代臨床
フランス革命第一帝政時代と公式市民医学の成立
啓蒙君主制下の近代臨床建設
新大陸の“近代”
大学中心の西欧公式精神医学
力動精神医学とその反響
一九世紀の再展望二〇世紀における変化
西欧“大国”の精神医学
西欧“小国”の精神医学
ロシアという現象
“向精神薬時代”と巨大科学の出現
神なき時代の西欧精神医学
ヨーロッパという現象
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
中井久夫、西欧精神医学史。