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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622072973
作品紹介・あらすじ
19世紀末、力動精神医学の第一人者ジャネを震撼させた女性「マドレーヌ」。その数奇な生涯、豊かな宗教妄想、苦悶と恍惚、治癒までを綿密に綴る古典的名著。
感想・レビュー・書評
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『文献渉猟2007』より。
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結構面白いです
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宗教的な、古典的な妄想症患者の症例。本当はもっと大部の本らしいが、その冒頭部分だけのようだ。
したがって、ジャネがこの症例をどう論じたのかわからない。
ふつうに対話を続けているうちに、なぜか患者は治ってしまうのだが、そのへんの経緯もよくわからない。
ただ、キリスト教的な幻想体系における、神秘的な妄想症状のドキュメントとして興味深かった。 -
事実は小説より奇なり。このような精神療法の報告書を 日本の一主婦が読むことができる、そのことにまず感謝というか感動というか。私の知らない世界はまだまだ広くて深いことを実感しました。
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