スペイン内戦と国際旅団――ユダヤ人兵士の回想

  • みすず書房
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622090076

作品紹介・あらすじ

20世紀世界史の重要な一角、スペイン内戦の埋もれていた真実が、いま明かされる。著者のステインはポーランド系ユダヤ人(1968年死去)。当時、ヘミングウェイ、オーウェルと同じく青春を賭け、共和国政府側に立って戦おうと馳せ参じた。しかし食料・弾薬はなく肉弾戦に投入され、部隊はほぼ全滅。理想を託したソ連共産党の腐敗と横暴を目の当たりにし、深く失望して帰還する。抑制された筆致がかえって雄弁に真実を語る回想記。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:236A/St3s//K

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著者プロフィール

(Sygmunt Stein)1899-1968。ポーランド系ユダヤ人。レンベルク(現リヴィウ)近郊の村で育つ。ガリツィア東部(現ウクライナ)で共産主義組織「ユダヤ労働者党」を指揮。1934年、ポーランドで共産主義・社会主義運動への弾圧とユダヤ人住民の虐殺が起こり、チェコスロバキアに亡命。プラハで共産党の組織「ゲゼルド」を指揮する。
1936年晩夏、モスクワ粛清裁判のニュースに強い衝撃をうけ、翌年2月、スペイン内戦に義勇兵として参加。1938年はじめ、ポーランド部隊のボトヴィン中隊に編入され、部隊はフランコ軍に殲滅されるが、奇跡的に生還する。同年パリへ戻り、回想録を執筆。しかし第二次大戦の勃発で原稿を紛失。パリにドイツ軍が侵攻すると、一時スイスに亡命。戦後、ふたたびフランスへ戻り、1950年代半ば、失われた回想録を書きなおす。1961年、イディッシュ語版『スペイン戦争――一兵士の回想』が刊行され、2012年、フランス語版が刊行された。

「2021年 『スペイン内戦と国際旅団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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