機能獲得の進化史

著者 :
  • みすず書房
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本棚登録 : 66
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622090298

作品紹介・あらすじ

 最初に、「眼」「飛行」「あし」などの機能を獲得したのはどのような生物だったのだろう。そして、化石記録によってその始点にどこまで迫ることができるのだろうか。
 最初に「目」「羽」「あし」を持った先駆者たちの機能の中には、現在の生物界から見ると不十分に思えるものもある。しかし、それらは当時の生態系では大きな利点となり、ときには生態系全体をがらりと変えた。
 たとえば、カンブリア紀に眼を持つ生物が出現すると、それまでの生物群は一掃され、逃げる能力やカモフラージュの能力など、何らかの対抗手段を持つことが必須となった。あるいは、子を卵として生むことで完全な陸上生活が、巣を作ることで生存の難しい地域に進出することが可能になる。このようにして、新たな機能によって生態系の条件が変わり、その新たな環境の中で生物たちはさらに新たな機能を獲得していったのだ。
 6億年前の手足も目もなく沿岸部のみに暮らしていた生物群が地球上の至るところにはびこるようになるまでの、生命史上の転換点を追う。

感想・レビュー・書評

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  • こういう本を探していた

  • 読者の記憶力が無だと想定してあるのか少し前に出てきたことを丁寧に補足している。
    さっきも言ってたなそれって説明が多く、価格の割に内容が無い。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054081

  • 請求記号 457.8/Ts 32

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著者プロフィール

サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。日本文藝家協会員。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は、地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、2012年より現職。2019年にサイエンスライターとして史上初となる日本古生物学会貢献賞を受賞。愛犬との散歩、愛犬との昼寝を日課とする。著書多数。近著に『こっそり楽しむうんこ化石の世界』(技術評論社)、『カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代』(講談社)、『ほんとうは“よわい恐竜”じてん』(KADOKAWA)など。好きな特撮怪獣は、『シン・ゴジラ』の「蒲田くん」。

「2022年 『怪獣古生物大襲撃~怪獣として蘇った古生物たちの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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