20世紀知的急進主義の軌跡――初期フランクフルト学派の社会科学者たち
- みすず書房 (2021年10月20日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622090441
作品紹介・あらすじ
フランクフルト社会研究所創設に先立つ1922年夏、ドイツのイルメナウで「マルクス研究週間」が開催された。その記念写真に一人の日本人が写っていた。1973年、留学中の著者は研究所の創設者であったフェールクス・ワイルの講演会で、それが「FUKUMOTO」すなわち福本和夫であったことを聴く。激動の20世紀の思想・政治史をリードした研究所の創設期に集った人々─ワイル、ポロック、グロスマン、ウィットフォーゲル、ゾルゲ。彼らの行路を追った日独精神史であり、後世に伝えるべきひとつの世代へのレクイエムとなった。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:361.234A/Y15n//K
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