岡倉天心:物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ (ミネルヴァ日本評伝選)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623043262

作品紹介・あらすじ

岡倉天心(一八六三〜一九一三)美術指導家。生涯をかけて"美術史"を追及した岡倉覚三は、どのように"日本"をそして"美術"を考えたのか。これまでの神話化された「岡倉天心」像を白紙に戻し、英語、漢文、日本語を駆使して生きた彼の生涯を、思考の方法論から読み直した新しい評伝。

感想・レビュー・書評

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  • -それは、"The Book of Tea"の文章が告げているように、<美の体験>において洋の東西の対立はそんなに異質ではないことを、岡倉が経験として知ったからである-

    著者の緻密な調査、書物の読み込みに頭の下がる一冊。岡倉天心を通じ、明治時代を知り、美術史を知ることができる。

  • 思い出とともにある大切な一書。

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著者プロフィール

同志社大学大学院時代に『岡倉天心』(紀伊國屋新書)を書き、以後岡倉に関する論考多数。著書に『岡倉天心』(ミネルヴァ日本評伝選)『美を生きるための26章』)(みすず書房)『名文に学ぶ文章作法』(明石書店)ほか。

「2013年 『新訳 茶の本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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