歌と絵本が育む子どもの豊かな心:歌いかけ・読み聞かせ子育てのすすめ
- ミネルヴァ書房 (2018年4月30日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623070152
作品紹介・あらすじ
世界中の子育て文化のなかで根づいている、歌いかけや読み聞かせ。伝統的に、言語獲得やコミュニケーション力の発達を促進し、さらに情緒や感性を豊かにするなど、様々な効果について言われてきているが、これまで実証的に明らかにされてはこなかった。本書では、歌や絵本について長年研究を重ねてきた著者らが、その効果について、実証的に明らかにしていく。またそのなかで見えてきた歌と絵本のもつ魅力を伝えるとともに、いま改めて子育て文化としての歌いかけと読み聞かせの意義を問う。
感想・レビュー・書評
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歌い聞かせ、読み聞かせが子どもにどういう影響を与えるか、数名の著者が学術的に論じている。
歌い聞かせ、読み聞かせがいいことだというのは通説だが、何がいいのかが様々な視点から考察されており、非常に興味深かった。
以外、自分用メモ。
乳児には、読み聞かせよりも歌い聞かせの方が落ち着く。歌い聞かせの方が母音が長いことがポイント。胎内では子音がよく聞こえないため、母音が長い歌い聞かせの方が落ち着く。
0〜2歳児には情動的読み聞かせを行い、それ以降は子どもの様子を見て、情動的にするか、朗読的にするか判断する。子どもが自己内対話活動をしている時に情動的なのは邪魔。
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