唐木順三:あめつちとともに (ミネルヴァ日本評伝選)

著者 : 澤村修治

• ミネルヴァ書房 (2017年6月10日発売)

作品紹介・あらすじ

唐木順三（1904〜80）　評論家、編集者。
同窓の古田晁、臼井吉見と筑摩書房を創業、哲学書や雑誌『展望』の編集で昭和の知的世界に足跡を残す一方、教育者として、また『無常』などの著者として知られる唐木順三。本書は、この思索する人（デンカー）の内実を全的に追う。

感想・レビュー・書評

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2017年7月19日]

東2法経図・開架 289/Mi43/171/K

著者プロフィール

1960年東京生まれ。淑徳大学人文学部表現学科教授。文学博士（千葉大学）。千葉大学人文学部人文学科卒業後、講談社出身の牧野武朗（『なかよし』『少年マガジン』『少女フレンド』創刊編集長）に編集を学び、中央公論社・中央公論新社などで37年にわたり編集者・編集長をつとめる。2017年から帝京大学文学部日本文化学科非常勤講師を兼任。20年３月、中央公論新社を定年退社し、同年４月より現職。また、思想誌『ひらく』の編集委員長を任じている。著書に『唐木順三』（ミネルヴァ書房）、『ベストセラー全史』近代篇・現代篇（筑摩選書）など。

「2020年 『日本マンガ全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」