集団っていいな:一人ひとりのみんなが育ち合う社会を創る

制作 : 今井和子  島本一男 
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623089185

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  • 子どもが子ども集団(+保育者)の中でいかに豊かな活動をするのか,そして,そこで育まれるものを見取った記録。社会的な生き物である人間は社会から断絶することはできない。したがって,小さい頃からの社会での経験が生きる力の礎となる。人間には本来的に社会で生きていく資質や能力が備わっているだろうから,それを抑制するような保育や教育はいびつであり,それを求める社会は人間の本質から逸脱しているのだろう。集団の圧力と個人の自由を対比的に考えがちだが他の見方はたくさんある。大人だって集団っていいなと思うことが幼児期の子どもと同様にに見られるな。

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著者プロフィール

「子どもとことば研究会」代表。20数年間、保育士として勤務の後、お茶の水女子大学などの非常勤講師を経て東京成徳大学、立教女学院短期大学教授を務めた。全国の保育者研修会で講演を行う他、保育や子どもの言葉の育ちに関連する著書を多数執筆している。

「2022年 『保育で! 親子で! 言葉の力や思考力を育む なぞなぞ600』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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