- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784624932305
作品紹介・あらすじ
批判的合理主義の巨星、カール・ポパーの思想的エッセンスを集約しそのパースペクティヴを与える講演・エッセイ集。ここには知識について歴史についてその他さまざまなテーマについて折りにふれて探究された十六篇の講演とエッセイが有機的に配列されている。知識人や科学者のありかたをめぐって現代世界に向けて鋭い批判の矢を放つポパーの精神が躍動する。
感想・レビュー・書評
-
敬愛するポパーの著作。FacebookやGoogleなどのIT企業は世界の透明性を高めることを志向しているようだが、いち早くその問題に取り組んでいたのは他ならぬポパーその人である。もうひとつのキーワード「オープン化」についても「開かれた社会ー開かれた宇宙」(未来社)の対談集でコメントしている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【由来】
・amazonでポパーの関連本を探していて。
【期待したもの】
・
【要約】
・
【ノート】
・
【目次】
-
ポパーって素晴らしいですね。
まえがきとしての要約だけでお腹いっぱいです。 -
読むのに時間がかかりました。ポパーという人に興味があったので読んでみました。これほど上手くまとめることは俺には出来ませんが、俺が常々考えていたことが多く書かれています。考えていても実際文字に起こすとこれだけのボリュームになるんだなあと。
全てのことは仮説であるというのが一番共感を得る部分です。又、世界1、2、3について書かれている箇所がなかなか興味深いです。簡単に言えば、1は自然に存在してる部分、2は人の意識の部分、3はその意識が生み出した部分です。
知識の定義みたいなこともおもしろかったです。理解するのにちょっと時間かかりましたけど。まあ頭の埋まっていない穴が埋まる感じでいいんじゃないでしょうか。