オトメの和歌

著者 :
  • 明治書院
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本棚登録 : 36
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625644047

作品紹介・あらすじ

オトメ語訳で、古典和歌が私たちの歌に。切なさも、やきもちも、三十一文字ではんなりみやび。

感想・レビュー・書評

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  • 巻1 情熱オトメ
    巻2 切なさがとまらない
    巻3 恋のかけひき
    巻4 キレイ大好き!
    巻5 輝け、いのち

  • ★3.5で評価いたします。
    今まで知らなかった女性歌人の歌い手が残した短歌が
    新鮮でした。
    ただ歌人のプロフィールがあればもっといいものに
    なったと思います。

  • 源氏物語の与謝野晶子現代語訳を読んでいるのですが、和歌の解釈に全然ついていけないので、勉強のために読んでみた。期待通りの本でした。これで、もっと楽しめるようになるかも。和歌は声に出して読むとより意味がわかる。
    特にいいなって思ったのを3つ。今も昔も変わらない日本の自然の歌が素敵。
    1:勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問わば いかが答えむ
    2:昔より いく情をか うつしみる いつもの空に いつも澄む月
    3:咲けば散る 咲かねば恋し 山桜 思ひ絶えせぬ 花のうへかな

  • 昔から色んなタイプのオトメがいたんだなぁ。
    頭の回転の早い人が多い。昔の人って凄い。
    女性のはたす役割って大きかったんだ。
    それにしても、当時の恋愛事情って凄すぎ…。大らかっていうレベルじゃない…。

    菅原孝標女の“誰に見せ 誰に聞かせむ 山里の この暁も をちかへる音も”が好き。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00182400

  • 万葉集など、女性の作者の知っている和歌も多い。恋や愛など人間関係と自然感は今も昔も同じような感性。麗しい和歌を現代の若い女性にも即分かるように読み下すのは、それなりにわかる。自分のおぼろげな解読の支えにはなる。

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著者プロフィール

■山下 景子(ヤマシタ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。
武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北賛歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。
初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は26万部を超えるベストセラーに。
他に『花の日本語』『ほめことば練習帳』(幻冬舎)、『しあわせの言の葉』(宝島社)、『日本人の心を伝える思いやりの日本語』(青春出版社)、『大切な人に使いたい美しい日本語』(大和書房)、『手紙にそえる季節の言葉365日』(朝日新聞出版)などがある。

「2021年 『万葉の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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