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- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634151888
作品紹介・あらすじ
中国史上最初の皇帝となった秦の始皇帝。彼が眠る始皇帝陵の地下宮殿は、2200年以上もの間、立ち入られることなく、その様相を知る手がかりは永らく司馬遷の『史記』など歴史書のみだった。近年、陵墓の周辺や中国各地で発見が続いた様々な考古学的成果と照らし合わせることで、地下宮殿の構造と埋蔵品の可能性がより具体的に検討できるようになってきた。司馬遷の記述の真偽やそこに語られていない地下宮殿の真相について、始皇帝研究の第一人者が最新の研究成果を紹介する。
感想・レビュー・書評
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兵馬俑の最新の研究結果。
35年前に中国で見たのが懐かしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
陪葬坑や近い時代のその他墓室の発掘成果から、まだ誰も知らない始皇陵内部の実態を推測する。前漢期の副葬品リストは正にタイムカプセルで、特に食事まで残されていた膳部の古写真は驚き。古代中国が視覚化される面白さがあり、始皇帝の地下宮殿はむしろその延長線上という観もあった。考古学として、科学的知見から歴史を読み解く一冊。
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