西域文書からみた中国史 (世界史リブレット 10)

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  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634341005

作品紹介・あらすじ

今世紀にはいってから、敦煌やトゥルファンをはじめ、西域と呼ばれる地域の各地で、おびただしい数にのぼる古文書が発見された。これらの多くは漢文文書であり、その分析をつうじ、従来、史書からは知ることのできなかった中国史上の諸制度の細部や社会のあり方、さらには人びとの生活の一端も明らかになりつつある。またこのような成果をふまえながら、新しい中国の国家像や社会像を築く試みも進められている。本書では、その一部を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 西域に最近興味を持たざるを得ない情況があって、いろいろ簡単なところから読んでいるが、当たり前ながら深い。こんな昔から覚書とか納税証明などの文書が漢文で残っているんだからすごい。これを発掘しにいった大谷探検隊はもっとすごい。オアシス都市について知りたいと思っていたがそこら辺はあまりでていなかった。さて、次読んでみよう!

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著者プロフィール

1950年神奈川県横須賀市生まれ、1974年上智大学文学部史学科卒業、1980年上智大学大学院文学研究科史学専攻博士課程単位取得退学。魏晋南北朝時代を中心とした中国古代史、中国古代史料学が専門。東京大学事務補佐員、新潟大学人文学部教授などを経て、現在東洋文庫研究員・新潟大学名誉教授。著書に『西域文書からみた中国史』(山川出版社)、『もうひとつの敦煌』(高志書院)、『三国志の考古学』(東方書店)、『三国志拾遺』正・続・補(Nakazato Labo、電子版)、編著に『環東アジア地域の歴史と「情報」』(知泉書館)、『湖南出土簡牘とその社会』、『簡牘が描く中国古代の政治と社会』、『磚画・壁画からみた魏晋時代の河西』、『後漢・魏晋簡牘の世界』(以上、共編・汲古書院)など。

「2023年 『周縁の三国志 非漢族にとっての三国時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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