- Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634344600
作品紹介・あらすじ
世紀末とベル・エポック、いずれも独特な響きをもった表現。十九世紀から二十世紀へと移りゆく世紀の転換期に、ヨーロッパの社会も文化も、めくるめく変動を経験した。その変動は、同時代を生きた人たちにとてつもない変化を実感させただけでなく、二十世紀から二十一世紀へと変わりゆく時代を生きているわれわれにまで届くような、根本的な変化を用意していたのだった。
感想・レビュー・書評
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ガイドラインとしては、良いと思う。
個人的には、この時代はちょこちょこ掘り下げてるので、物足りなかった。 -
この手の薄い本のシリーズものに期待するのもいけないけど…同じ表現を違う言葉で多様してる印象が…書いた本人は充実感あるのかもしれないけど、読み手は読み辛い本だと思う。そしてこの本の薄さ以上に中身の濃さが…
なんというか教科書的。だけど主題は魅力的。 -
産業革命を経て19世紀独特の科学技術や進化論が生まれていく過程、それによって変化していく市民生活、さらには芸術運動まで。時代の流れや雰囲気を存分に感じることができて予想以上に楽しめた!世紀末から新たな時代への展望を感じられるよい結び。(このシリーズの特徴上、あくまで概説書の域ではあるけれど。)
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薄いからすぐ読める。少し物足りない気もするけど、憧れのベル・エポックの時代が簡潔に纏められている本がなかなかないので結構貴重です。
ベル・エポックの時代と文化に浸りたい人はご一読下さい。
というか、短いので興味ない人も読んでみるとベル・エポックの時代に憧れてしまうかも。