古代・中世の女性と仏教 (日本史リブレット 16)

著者 :
  • 山川出版社
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634541603

作品紹介・あらすじ

女性と仏教とは、仏教が女性をどう扱ってきたかということだけでなく、女性たちが仏教をどのようにとらえ、受け入れていたのか、そして女性たちの宗教活動が、日本人の信心・信仰の歴史にいかなる影響を与えていたのかを考えるものです。僧と尼の役割、僧寺と尼寺の関係、男性と女性それぞれの信心など、ジェンダーの視点をふまえて古代中世の日本人の信心・信仰の変遷をたどります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 善信尼について知りたくて、よみはじめたら・・・
    おもしろくて、おもしろくて。
    とりわけ、古代の女性や尼の活躍に感動し、
    ブログにまとめちゃいましたw
    →奈良・法華寺~光明皇后と女性の活躍
    https://blog.goo.ne.jp/rekitabi/e/8c109b92ed00a2a42378495078cc4492

  • 100ページ弱だがテーマを絞ってある分非常に濃密。当該領域にかなり詳しい読者でも、相当程度マニアックな固有名詞に触れることになるはず。勝浦氏の「女の信心」などの類本で全体像を掴んでから入る方が理解はしやすい。

  • 高校日本史で手薄な分野。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1951年、京都府生まれ。1981年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。高知女子大学助教授、東京女子大学教授を経て、現在、東京女子大学名誉教授。博士(文学)。 ※2022年9月現在
【主要著書】『女の信心―妻が出家した時代』(平凡社選書、平凡社、1995年)、『日本古代の僧尼と社会』(吉川弘文館、2000年)、『孝謙・称徳天皇―出家しても政を行ふに豈障らず』(ミネルヴァ日本評伝選、ミネルヴァ書房、2014年)

「2022年 『橘嘉智子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

勝浦令子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×