中世社会と現代 (日本史リブレット 33)

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  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634543300

作品紹介・あらすじ

中世は、疫病や飢饉、戦乱があいついだ時代だったが、中世人は神仏に祈りをこめつつ、力を蓄え、力を結集して、列島の各地に地域社会を形成してきた。また中世は意外なほどに国際化された社会でもあった。本書では、このような中世という時代を、足元の道にはじまって、政治権力や信仰、民衆世界、地域の社会文化などから探り、現代社会を考える手掛りを求めてみた。

感想・レビュー・書評

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  • いろんなテーマから社会的な面を知ることができた。gesellschaftsgeschichte

  • [ 内容 ]
    中世は、疫病や飢饉、戦乱があいついだ時代だったが、中世人は神仏に祈りをこめつつ、力を蓄え、力を結集して、列島の各地に地域社会を形成してきた。
    また中世は意外なほどに国際化された社会でもあった。
    本書では、このような中世という時代を、足元の道にはじまって、政治権力や信仰、民衆世界、地域の社会文化などから探り、現代社会を考える手掛りを求めてみた。

    [ 目次 ]
    1 足元から中世を探る
    2 政治権力を考える
    3 信仰の世界からみえるもの
    4 民衆の世界からみえるもの
    5 列島の地域社会から
    6 歴史のサイクルをとおして

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

「2019年 『中世史講義 院政期から戦国時代まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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