一生に一度は見てみたい 空の見つけかた事典

著者 :
  • 山と渓谷社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635063197

感想・レビュー・書評

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  • 空を見上げて、本と同じ雲を探してみたくなる。
    そういえば最近よく雲の写真を撮ってるなぁ…と本を読んでいて気づいた。
    可愛い形だなと思った雲や何かの形に見える雲など。
    見つけたらすぐに撮らないと形が変わってしまうこともあるので、なかなか思ったようには撮れないんだけど。
    環水平アークは消える寸前にカメラに収めることができた。

  • 一生に一度は見てみたい
    の、タイトル通り。

    美しい空。
    何度も眺めていたくなる、
    じっくり見たい本

  • 日常よく見かける空や雲の豆知識を得たり、
    初めて耳にする現象を知ったりすることができた。
    うろこ雲とひつじ雲、さば雲の違いが写真を見てみるとよくわかったり、
    つるし雲はひつじ雲の仲間であることを知ったり、
    何より、掲載されている写真がどれも美しくて見入ってしまった。

    月の光によってできる虹、月虹というものを一度は見てみたい。

  • 図書館にて出逢い読了。色々な空が知れて良かった。
    正式な名前を知らない空もあったので、こんな名前なんだー、とか一度は見てみたいなーっていう空も発見できて知見が広がった。虹に関するもので、環水平アークというものは一生に一度は見てみたい。

  • 「「きれいな夕焼け」「虹」「彩雲」「グリーンフラッシュ」「オーロラ」……素敵だけど、その空はどうやったら見つかる?
    身近で見つけたい空から、一度は見てみたい素敵な空まで、それらの成り立ちや見つけ方を空のプロが解説。84の不思議で美しい空の見つけ方が、綺麗な写真とわかりやすい解説でよくわかります。」

    ■内容
    1章 毎日が楽しくなる空の見つけかた
    わた雲/にゅうどう雲/かなとこ雲/すじ雲/うろこ雲/うす雲/ひつじ雲/おぼろ雲/あま雲/うね雲/きり雲/霧/夕焼け雲
    飛行機雲/青空/夕日/薄明(マジックアワー)/日暈/幻日/光環/彩雲/虹/雷/飛行機から見た青空/三日月/月明かり
    天の川/流星

    2章 不思議でおもしろい空の見つけかた
    笠雲/つるし雲/レンズ雲/さば雲/尾流雲/乳房雲/ジェット気流雲/問答雲/頭巾雲・ベール雲/朝焼け雲/雲海/霧氷
    副虹/環天頂アーク/光柱・太陽柱/薄明光線/天使の梯子/地球影とビーナスベルト/水鏡/ダイヤモンド富士/浮島現象
    だるま太陽/赤い月/ムーンロード/パール富士/月食/白昼の金星

    3章 滅多に見られない空の見つけかた
    壁雲・アーチ雲/漏斗雲/渦の雲/ロール雲/滝雲・滝霧/ロケット雲・夜光雲/穴あき雲/荒底雲/波頭雲/消滅飛行機雲
    樹氷/風花/ブロッケン現象/白虹/環水平アーク/幻日環/反薄明光線・天割れ/上位蜃気楼/モルゲンロート/グリーンフラッシュ
    影富士/皆既日食/飛行機からの虹/火映現象/大気光/月虹/火球と流星痕/遠雷とスプライト/オーロラ


    ■著者について
    武田 康男(たけだ・やすお)
    1960年東京都生まれ。
    東北大学理学部卒業後、千葉県の高校教諭(理科)、第50次南極地域観測越冬隊員ののち、大学の客員教授や非常勤講師として地学を教えている。
    気象予報士、空の写真家でもあり、「空の探検家」として撮影、執筆、講演、出演などを行っている。
    主な著書に『楽しい気象観察図鑑』『世界一空が美しい大陸 南極の図鑑』(以上、草思社)、『雲の名前、空のふしぎ』(PHP研究所)、『空の探検記』(岩崎書店)、『虹の図鑑』『楽しい雪の結晶観察図鑑』(以上、緑書房)などがある。

  • 【請求記号:451 タ】

  • 物価高、旧統一教会問題、ウクライナ問題と明るい話題が見当たらない今日この頃。




    空でも眺めて目の保養をしたくなる。




    著者はは、南極観測越冬隊員を経て、大学で地学を教え、「空の探検家」として空の写真家として活動している。




    次の3つの切り口で空の見方を紹介している。



    1.毎日が楽しくなる空の見つけかた



    2.ふしぎで面白い空の見つけかた



    3.滅多に見られない空の見つけかた




    晴れている限り見るチャンスがあるのは夕日だ。




    夕日の赤い太陽は丸くなかった。上下にややつぶれている。





    それにもう1つ驚いたのは、空気の澄んだ所では真っ赤な太陽を見ることがない。例に上げているのはハワイで、だいだい色のまぶしい太陽が沈んでいき、夕日を直視できないそうだ。




    そんなことに今まで気づかなかったなあ。




    流星は、もともと太陽の周りを回る彗星や小惑星が空間にまいたダスト、詰まりやすいゴミだった。




    流星は、宇宙からダストが秒速数十キロの速さで地球大気に衝突して、蒸発するときに光るもの。




    何気なく見ている空だが、1日として同じ景色ではないのだから、毎日観測すると、興味深いことに出会えそうだ。

  • 空を見上げたくなる本。きれいな写真ばかりで好きなところをパラパラ見ても楽しめる。

  • key word ・空 辞典 写真付き 解説 分かり易い

    そのままですが、空の見つけ方が書いてあるとても良い本です。写真も綺麗。その日の空を見て、この雲は…と調べることもできる。もちろん、この空見てみたい、いつ頃、どの条件で見られるのか…と調べることもできる。
    こんな雲・空にこんな素敵な呼び方があるのかと勉強にもなりました。
    子どもと楽しく読むのも、大人が1人でゆっくり読むのも、気象の知識を写真と照らし合わせる勉強のお供にもおすすめです。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。
東北大学 理学部 地球物理学科 卒業
気象予報士。空の写真家。元高校教諭。
大学での講義、小中高校や市民講座などで写真や映像を用いた講演、メディアへの出演なども精力的に行なっている。
著書に『地球は本当に丸いのか?』『楽しい気象観察図鑑』『すごい空の見つけかた 』(以上、草思社)、『不思議で美しい空の色彩図鑑』(PHP研究所)など多数。

「2020年 『雲と出会える図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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