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- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635178129
作品紹介・あらすじ
1986年、K2は異常な夏となった。世界中の著名な登山家がK2に集まり、登頂を狙っていたが、登山開始直後から、その幾人かが滑落や雪崩で生命を失った。さらに混成チーム7人が、登頂後8000メートル付近のキャンプで嵐に閉じ込められ、2人が死亡。天候回復と同時に脱出を図った5人のうち3人も次々と倒れ、2人だけがかろうじて生還したのである。1986年ブラック・サマーの真相に迫る。
感想・レビュー・書評
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登山において、事故や怪我が一番起こりやすいのは、意外にも「下っているとき」である。
大切な命を投げ打ってでも、と思えるほど魅惑的な山だった事や、パートナーとの関係については多くが述べられている。しかし、肝心の事故部分は、「記憶が曖昧だった」事もあり、足早な描写で終わってしまっている。
自分のパートナーを含め、面識もある13人もの人間が亡くなった。
生き残った自分が、さらに生きるために打ったピトンのような本なんだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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