K2嵐の夏

  • 山と溪谷社
3.22
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635178129

作品紹介・あらすじ

1986年、K2は異常な夏となった。世界中の著名な登山家がK2に集まり、登頂を狙っていたが、登山開始直後から、その幾人かが滑落や雪崩で生命を失った。さらに混成チーム7人が、登頂後8000メートル付近のキャンプで嵐に閉じ込められ、2人が死亡。天候回復と同時に脱出を図った5人のうち3人も次々と倒れ、2人だけがかろうじて生還したのである。1986年ブラック・サマーの真相に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 登山において、事故や怪我が一番起こりやすいのは、意外にも「下っているとき」である。
    大切な命を投げ打ってでも、と思えるほど魅惑的な山だった事や、パートナーとの関係については多くが述べられている。しかし、肝心の事故部分は、「記憶が曖昧だった」事もあり、足早な描写で終わってしまっている。

    自分のパートナーを含め、面識もある13人もの人間が亡くなった。
    生き残った自分が、さらに生きるために打ったピトンのような本なんだろうか。

全1件中 1 - 1件を表示

海津正彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×