- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635822138
感想・レビュー・書評
-
著者が毎日の暮らしの中で定番として作り続けている料理のレシピとエッセイ。
丁寧で、こだわりもあるけどほどよく力の抜けた感じが好ましい。
調理器具としてはオーブンを多用していて、個人的には気軽に真似出来ない感じは少し残念ではあるけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
玉村さんの生き方、自分にとっては理想的。
レシピもいろいろ試してみたい。 -
飾らない玉村さんの日常でした
毎日を最後の晩餐だと思って生きようという潔さがありました
私は料理はしますが、美味しくするひと手間は惜しんでしまうタイプの人間です
でもこの本に載ってるレシピはいくつかチャレンジしてみようかなと思えました -
玉村豊男さんのエッセイ&レシピ本。「料理の四面体」などのエッセイは読んだけれどレシピ本は初めて。
広々としていて使いこまれたキッチンの写真がすてき。もう美味しいとわかっているものしか食べたくない、という気持ちはよくわかる。こういう食生活したいと思わせる、見ているだけで幸せな気持ちになれるエッセイ。
野菜をたくさん食べたくなった。ポルトガル風タコの直火焼き、クーブイリチーに心惹かれた。 -
記録
-
「最後の晩餐」になるかもしれない料理は、慣れ親しんだものを丁寧にこしらえ丁寧に味わう。
「最後の新刊」になるかもしれない、などとあとがきに書いてあるが、2021/12には「最後の晩餐2」も刊行予定のようなので、楽しみだ。 -
夕飯のの準備はよく冷えた白ワインを飲みながら。
羨ましい。こんな老後を過ごしてみたいと思わずにはいられない素敵な日常。
著者自身、これが最後の著作になると述べており、読後は少し寂しい気分にもなった。
ご存命のうちに長野にある著者が経営しているカフェを訪れてみたい。 -
すごく素敵な生活の過ごし方であこがれる。レシピも考え方が参考になった。
-
玉村流の滋味あふれる料理術は参考になる。
-
土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」を何年か前に読んだ時、「一汁三菜」にこだわっていた若い頃の(子育てと仕事でヨレヨレになっていた頃の)私に読ませてあげたいとつくづく思った。
この本に出てくるレシピは、こだわっていそうで、シンプル。野菜や肉の秘めたる力を、存分に我らの身体に取り入れようとしているように感じる。
両者に共通するのは食材の尊厳を大切に思うという愛情なのだろう。
この世に生きる後わずかの時間、こんな風に食事をしていきたいと思った