よくわかる作曲の教科書

著者 :
  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
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本棚登録 : 256
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636846300

作品紹介・あらすじ

はじめて曲作りにチャレンジする人から、アレンジの技法を身につけたい人まですぐに「使える」実践的なポイントが満載。

感想・レビュー・書評

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  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1404798

  • 曲ってどうやって作るんだろう、どういう成り立ちなんだろうと思って手に取った。

    音楽ってこんなに色々決まり(理論)があるのかと、難しくて吃驚した。知らない単語もたくさん出てきた。実際にサンプル音源がついているのはいいなと思った。

  • これは当面は手元にずっと置いておいて、あれどうやったらいいのかな?ここの処理ってどうするのかな?どうやったらエモくなるのかな?って時に開く初心者向けの本だと思います。私にはうってつけの本ですね。難しい音楽理論はまずはこのあたりの感覚が掴めてからでいいんじゃないでしょうか。但し、音大行こうって場合は全然足りないと思うので、休みの日にサクッと作曲したりする人向け。当然ピアノ、ギターだけでなくDTM初心者にもオススメの一冊です。

  • 3回ぐらい読んでやっと色々理解できた。
    最初に読むべき本ではない。

  • あとがきに興味深いことが書かれている。作曲をしようと考える人にとって、「もはや誰も作ったことのない斬新な曲は作れないのではないか」という疑問があるだろうと。確かに、それはちょっと前から感じていることだ。1993年にフジテレビである番組が放送され、そこで考察がされているとのこと。観た記憶がないのだが、要するに、音楽というのは単純な曲からやがて複雑な方向へ進んで行き、やがて誰もが気持ちよいと感じなくなったところで衰退すると。歴史的にはクラッシックの後に、ジャズが生まれ、その後にロックが生まれた、という。ジャズが衰退したという認識がなかったのだが、言われてみればそうなのかも。そして、ロックもハーモニーをやりつくして手詰まりになり、じゃあ、リズムを複雑にしていったのが、ラップやダンスミュージックだと。ラップはハーモニーを放棄したジャンルに行ってしまったのだと。16世紀に生まれた平均律に縛られる限り、われわれが親しんできた音楽はある意味もう何もかもやりつくして、新しい音楽はもはや生まれないのかも。著者は、いやいや、そんなことはなく、われわれにとって、クラシック、ジャズ、ロック、ブルース、ボサノバ、さまざまなジャンルが材料として存在し、それらから新たな創作が生まれてくる可能性はあると、まとめている。そうだろうと思う。

    なかなか面白いあとがきだった。

    本書の中身は、分かりやすくてよかったと思う。前半は作曲に必要な発想方法、考え方が中心。最後はコード理論をサンプル音源もふんだんに用意して、難しくならないようにうまく解説していると思う。

  • 作曲を始めたばかりの人を対象に、曲の作り方で知っておいて欲しいことを、約 60 stepに分けて説明している本である。

    本書の構成は、大きく分けて以下の3つのパートから成り立っていて、自分が知りたいと思うところを集中して読むことができる。
    ・コード進行
    ・メロディー
    ・アレンジの仕方

    各stepの内容は簡潔にまとまっていて、専門用語も解説が入るため、読んでいて難しいと感じたことはなかった。
    また適宜サンプルがついていて、文章だけでは理解しづらい部分の理解の助けになった。
    ただし、前のstepで紹介されていることを理解しているという前提で話が進んで行くことには注意して欲しい。

    1つ不満があるとすれば、サンプルを1つずつダウンロードしなくてはならないところである。
    折角だから、全てのサンプルを一括ダウンロードできるようにして欲しかった。

  • ギターのコード進行理論がわからないために、その部分だけ特に中心によんだ。

    見開き2ページで1項目の説明で、原則左側が文章での説明、右側が絵や図の説明という形でわかりやすかった。

    作曲は、理論的なことを専門用語を使って難しく説明する方が簡単だと思いますが、できるだけ例示をしてやわらかく説明している良書だと思います。

  • ある程度作曲をしてきた人にオススメの本です。
    一から作曲の技法を述べるのではなく、ポップスを作曲する範囲でのテクニック集として活用できます。「結局ポップスってこうやって作ると早いし、こんなもんだよね。」というある種割り切った感のある本だと思います。昨今のしっかりとしたアレンジを必要としてない楽曲への作者の嘆きも少し入りつつ、それでも割り切って書かれてある部分に共感がもてます。次回作を期待するなら、「脱・シンセ、ブラスとストリングスのアレンジ技法」でも出して欲しいですね。

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