1冊でわかるポケット教養シリーズ 楽譜をまるごと読み解く本

  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
2.67
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 62
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636946208

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ピアノを20年やってきて、最近はチェロを触り始めました。
    コロナ自粛で時間を見つけやすいということもあり、そろそろ楽譜の読み方くらい丁寧に…と思い手に取ったのがこの本。
    うっかりもいいところで、楽譜の表話を期待して読んでみたら裏話の本でした、すみませんって感じ。

    それでも楽しく読めたのは、オムニバス的に章立てされていたからかもしれません。

  • 楽譜の歴史や読み方といった基礎的なところからトリビア的な逸話まで、クラシック音楽の楽譜に関わるアレコレのざっくりまとめた1冊。
    今の形の楽譜、当たり前に使っていますが、時間の区切りや音の高さなどを表すのにかなりわからやすい形になっていることを再確認しました。
    そして、やっぱり「音色」は書けないので、楽譜を読み解いた上で解釈することの大切さを再認識。
    「楽譜通りに弾く」という言葉を最近褒め言葉としても使うのは、こういうことを踏まえているからですね。

    概論だし文庫サイズなのである程度仕方がないですが、もう少し楽譜の図例が欲しかった…

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

国立音楽大学准教授、東京藝術大学及び桐朋学園大学非常勤講師。ドルトムント大学(当時)博士課程修了。主な関心領域はベートーヴェンをはじめとする18~19世紀のヨーロッパ音楽史。共著に『楽譜を読む本』(ヤマハミュージックメディア)など、共訳にハインリヒ・シェンカー『ベートーヴェンの第9交響曲 分析・演奏・文献』(音楽之友社)など。本シリーズで、これまでにベートーヴェン交響曲第4・7・8番の解説を担当。

「2020年 『ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 作品21』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沼口隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×