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- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641049734
作品紹介・あらすじ
核軍縮を進めるにはどうすればいいのか!冷戦後の核兵器をめぐる国際社会の動向をふまえて基本的な情報と考え方を提示し、理想的な核廃絶論と現実的な核の傘論との架け橋となり、将来の核廃絶に向けての方向を展望する。
感想・レビュー・書評
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冷戦後の世界における核兵器をめぐる問題は、東西陣営それぞれにおける結束が緩和された結果、新たに核兵器を取得しようとする国が出てきたことである。
グローバルな観点では、核兵器の価値は低下しているにもかかわらず地域的な紛争を抱える箇所では核兵器に価値があると考えられている。
1998年にはインド、パキスタンが相次いで核実験を実施。
冷戦終結後、中国が欠く軍事力を増大させ、東南アジアに影響力を行使しようとしているという懸念ととに東南アジア諸国が中国と領土紛争を抱えていることも、非核兵器地帯設置の大きな動機となっている。
NATOは核抑止を放棄していない。ドイツやカナダなどは核兵器先制不使用の政策を採用すべき考えを明らかにしている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モギコクで核軍縮会議のディレクをした時読みました。核兵器はなくなるのだろうか・・・。
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