- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641122147
作品紹介・あらすじ
見ることも触れることもできない人間の心理は、どう研究すればよいのか?心理学の代表的な研究方法をバランスよくとりあげ、分かりやすく解説。科学研究の基本的なロジックと結びつけて、研究方法の意味まで説明。一般読者にも、心理学を専攻する学生にも、実験演習の副読本としても。
感想・レビュー・書評
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とても読みやすく、一冊通して読むのが苦に感じられない。
心理学を学ぶ学部生はとりあえず3回ほど通読するといいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一通り読んでおくと良い。よくまとまっている章とそうでない章があるのが気になる。
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現代心理学をやるうえで、科学的方法論をとるという要請はかなり大事。
厳密な言語と精錬された展開で非常に読みやすく網羅的にまとめてある。
これ1冊読めば大丈夫だと。
日本語が得意でない人は少し難解に感じるかもしれない -
なかなかわかりやすかった。
授業聞いてなくても、これ読めば何とかなった。
春休みにもう一回ゆっくり読む。 -
心理学の研究法を学ぶにはオーソドックスでわかり易い。十分読み応えがある。
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2011 12/25 13章を中心にパワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
心理学に興味のある一般人や初学者に向けて、心理学の方法について書いた本。大学における「実験演習」的な位置づけのものだが、単に手法の紹介をするだけではなく、なぜその手法が用いられるのかといった点等、理論的な背景・考え方にも踏み込んでいる。
心理学内にある様々な領域で扱われる手法について触れている、という点では今自分が興味のある内容に近いのだが、一方で自分のメインの興味であるそれらの領域ごとの研究者の論文利用・発表行動についてはあまり触れられていなかった。
心理学的な手法を使って研究するときにはまた読むかも知れない。 -
心理学の研究法、特に実験について詳細に解説されている。科学的な研究法の基礎を学ぶためにも最適。
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[ 内容 ]
見ることも触れることもできない人間の心理は、どう研究すればよいのか?心理学の代表的な研究方法をバランスよくとりあげ、分かりやすく解説。
科学研究の基本的なロジックと結びつけて、研究方法の意味まで説明。
一般読者にも、心理学を専攻する学生にも、実験演習の副読本としても。
[ 目次 ]
第1部 実証(科学と実証―なぜ直観ではいけないのか?;実験と観察―実証の2つの顔 ほか)
第2部 実験的研究(独立変数の操作―原因をどうやってつくり出すか?;従属変数の測定―結果をどうやって取り出すか? ほか)
第3部 観察的研究(調査法―相関で探る心と社会;観察法―日常のふるまいのなかに心の本質を見出す ほか)
第4部 実施と解釈(研究の実施―それは単純作業ではない;結果の解釈―実験結果の解釈を中心に ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
心理学の研究法を学ぶには、恐らく最も分かりやすい本。
様々な視点からのコラムや、コンピュータシミュレーションの項が面白い。