法解釈入門 -- 「法的」に考えるための第一歩 補訂版

  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641126015

作品紹介・あらすじ

法律学の基本である法解釈を,憲・民・刑と異なる分野の著者が丁寧に解説。法を解釈する思考過程をできるだけ具体的に文章化し,法律分野ごとの考え方の特徴を明らかにする。法解釈の初歩から実践までを体感できる,好評の書。法改正に対応した補訂版。

感想・レビュー・書評

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  • この金額では信じられないほどの充実ぶり。入門書として非常に有益。

  • 本書では、社会やコミュニティの複雑化に伴って必要性が生じる法解釈について、初学者でも気軽に学ぶことができました。また、法学における法解釈の重要性を意識しながら、難解そうに感じられる法解釈を身の回りにおける日常生活での意味に還元しながら分かりやすく解説されていました。内容としては、六法全書の構造を概観して、日本の法律におけるパンデクテン方式に基づいた体系性を認識しながら、実際の様々な裁判のケースではどの法律の条文が適用され、どのように解釈されるかを考察していきます。また、条文解釈においても、立法者意志による解釈や目的論的解釈、拡張・縮小解釈や類推解釈など様々な解釈方法に触れられております。「法学」入門ではなく、「法解釈」入門であるため、日本の法律の構造や理念を、法解釈した観点から俯瞰することができるので大変興味深かったです。
    (文科Ⅲ類・1年)

    【学内URL】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000055911

    【学外からの利用方法】
    https://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/faq/gakugai.html

  • 東2法経図・6F開架 321A/Y44h//K

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著者プロフィール

学習院大学教授

「2020年 『法解釈入門〔第2版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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