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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641126244
作品紹介・あらすじ
法律学の基本である法解釈を,憲・民・刑と異なる分野の著者が丁寧に解説。法解釈の思考過程を具体的に文章化し,法分野ごとの考え方の特徴を明らかに。法解釈の初歩から実践まで体感できる。法解釈の例として,今回新たに「動機の錯誤」を書き下ろした。
感想・レビュー・書評
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学部一年のころ習った内容が横断的に書かれており、法の概況を把握するのに役立つ。授業では分野別に分けて習った気がするが、解釈の観点からまとまって理解するのは初学者にとって理解しやすいと思う。
特に第1部は、一般の人が法とは何かを理解するうえでも重要な視点が簡潔に説明されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
憲法解釈は「床屋談義」になりがちではあるが、比較憲法と憲法史とのバランス感覚が必要であるとの事。この辺は条文解釈主義への批判なのかなと感じる。
憲法解釈の例として衆院解散が取り上げられている。衆院解散は最大の政治イベントであり、統治機構の中で最も重要であるにも関わらず、憲法には明確に規定されていない。しかしながら、衆院解散の憲法解釈に興味関心があるのは一部の憲法学者のみであり、その他マスコミや一般市民等は無関心であるのは、良くも悪くも憲法が空気的な存在であるからなのかもしれない。 -
東2法経図・6F指定:321A/Y44h/Yamashita
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