政治学の第一歩 (有斐閣ストゥディア)

  • 有斐閣
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本棚登録 : 140
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641150256

作品紹介・あらすじ

自由な意思をもつ個人が寄り集まってできている社会。そうした個人が協力し合い、互いに望ましい状態をつくりだすためにはどうすればよいのか。安定した秩序を築くためのルール作りとそれを守っていくしくみを、平易な言葉で説明します。

感想・レビュー・書評

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  • 政治学をこれから学ぶ人にも、今学んでいる人にもお勧めできる一冊です。まだ勉強をしたことのない人には政治学は形而上学的で実態がないように思われますが、この本では私たちの身の回りにある事柄から政治的要素を抽出して、政治とは何かを序論で説明してくれます。その後の本論では、国家や政治体制、選挙制や安全保障などの政治学に欠かせない基礎的なキーワードをじっくり解説してくれます。また小さくて黒い活字が延々と並んでいるということはなく、教科書や参考書のように強調するキーワードは太字だったり、色がついていたり、さらにはコラムも充実しているので、これらの点でも初学者に寛容な本でした。
    (文科Ⅲ類・1年)

    【学内URL】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000027047

    【学外からの利用方法】
    http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/faq/gakugai.html

  • 政治というものの大枠を国内、または国際レベルで理解できる初心者に分かりやすい本だと思う。
    興味深い具体例や理論も取り上げられていて、思考や理解を深めるための手助けになった。
    結局のところ、考えとしては当たり前やろと思ったり簡単やろと思うことでも、中々反映することが難しいのが政治なのかなという個人的な感想を持ちました。

  • 電子ブックへのリンク:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000080866 
    ※学外から利用する場合は、リンク先にて「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック→「北海道大学」を選び「選択」をクリック→入学時に配布されたID/PWでログイン

  •  本書は、若手の政治学の先生方が執筆された初心者でも分かりやすい本です。政治学の入門書の中ではとても読みやすい本の1つです。本書はまず国家や政治体制から始まり、選挙や政党、三権分立の仕組みから、現代日本政治を理解するうえで欠かせない官僚制や利益団体、更に安全保障をはじめとした国際政治学の分野をも網羅しています。短期間で効率よく政治学の勉強をしたい学生必見の1冊です。本書を読むことで、一通りの政治学の基礎知識を身につけることが出来ます。
    (ラーニング・アドバイザー/国際公共政策 SASAKI)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/book/1702238

  • 大学学部か高校生向け。学部選定やゼミ選定のための決めてになるかと思います。

  • 素晴らしい一冊。
    この本を読めば、政治学を単なる知識の暗記ではなく「集合行為問題」という物差しを軸に考えていくことができる。
    学部時代にこの本に出会いたかった。学問として政治学を学ぶ方の最初の一冊にぜひおすすめしたい。 イズムを越えてゆけ!

  • 新潟県立大学の某asb先生が政治学入門で、教科書にしていると聞きました。教科書としてオーソドックスな内容だと思います。

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著者プロフィール

神戸大学教授

「2023年 『世の中を知る、考える、変えていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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