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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641162457
作品紹介・あらすじ
複雑でわかりにくい金融の仕組みを借り手と貸し手を結びつける「資金チャネル」を切り口として詳細に解説。相次ぐ銀行の合併、公的金融の改革、投資信託、シンジケート・ローンなど、最新のトピックも交えてわかりやすく説明。学習にもビジネスにも使える便利な一冊。
感想・レビュー・書評
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2014年4月21日読了。金融システムについて「資金チャネル」に着目して整理する本。システムは「情報システム」という意味で期待して読んだのだが対象は「金融システム全般」であり読みたかった内容とはずれてしまった。例によってリーマン・ショック前、金融機関の不良債権処理が完了しつつある2005年に刊行された本であり、日本の金融に関する展望がどこまでアテになるかは分からない。最終章の、バブルの発生のメカニズム・原因(日本の金融機関の横並び意識と、旧大蔵省のタイミングの悪い介入)に関する記述がそこだけ他の章とは違い著者の忸怩たる思いがにじみ出るようで、読み応えがあり面白かった。
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大学のテキスト。日本の金融の仕組みについて平易な文章で網羅的に説明してくれている本。池尾先生の「金融論」と合わせてオススメです。
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山口大学経済学部、2006(平成18)年度『金融経済論』のテキストです。
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